西宮肢体不自由児者父母の会
静岡の次は、兵庫県西宮市へ参りました!
ここは、宝塚歌劇団のある宝塚市からもほど近い場所で、劇団員だったみーちゃん(有永)の懐かしい地にワクワクしながら会場へ!お手製の「心魂プロジェクト」と描かれた大きな目印の看板にさらに胸が踊りました。
兵庫県は昨年のオンラインデリバリーパフォーマンスでいくつもの団体と繋がることができ、ご縁が広がりました。
そんな兵庫県で今回公演した先は、西宮市肢体不自由児者父母の会です。長年、誰もが生きやすい社会となるために、声をあげ、運動をしながら歩んでこられた歴史があります。どんな時もお互いを励まし合い、支え合うことが大切だという思いで、私たち心魂プロジェクトとも繋がってくださいました。中心となってくださっているのは、心魂をいつも近くで熱く応援してくださっているご家族です。そして、これまで心魂TVなどのオンラインでの配信を通してつながってくれていた方からも「心魂の公演を生で観に行きたい!」とたくさんの応募があり、2回公演が実現しました。
実際に公演へ行くということは、とても大変なことです。その日の体調もありますし、感染症の心配が今も続いています。急遽来られなかったという人の思いも大切に、私たちは、熱い思いを持ったみなさんからパワーをいただき、開場しました。みなさんを幻想的な光の世界に包まれた空間にお迎えしました。お客さんは、ギャラリー席にも。みなさんの熱がとても近くで感じ、手拍子をしてくれたり、心臓の鼓動を一緒に感じながら、みなさんが様々な形で参加してくれました。
そして公演の終盤には、心魂の応援団である幸希と一緒に「希望の歌」のコラボレーションをしました!幸希の掛け声に会場も盛り上がりました!難しいドイツ語があるこの曲を楽しく、自分に100点満点をつけながら、最高のパフォーマンスをしてくれました!ありがとう〜!
今回は、ミュージカルが初めてだという方もたくさんいらっしゃいました。現実から一旦離れて、物語の世界にみなさんと入っていける空間が、まるで一緒に旅をしているようでした。涙あり、笑いありのアットホームな公演でした。ミュージカル「OUR STORY 私たちの物語」を通して、みなさんと出会えたこととても嬉しいです。
司会者の「来年も心魂に会いたい人〜!」との問いかけに、会場の皆さんが「は〜い!」と手をあげてくださったのも嬉しかったです。明るく、前向きな皆さんのパワーを私たちもいただき、また、みなさんにお会いできることとたのしみにしています!
(文:向谷地 愛)