沖縄ツアーレポート（ほのか）

TOOTH FAIRY助成支援事業
シブリング・パフォーマー/心魂キッズ団
ほのか

今年度最後のツアー参加は、沖縄公演でした。
沖縄公演では、世界旅行のプログラムをお届けしました。私はこれまで、ほとんどミュージカルの作品に参加させていただいていたので、いつも以上に新鮮な気持ちで公演に臨みました。
心魂の世界旅行のコンサートとは、お客さんにどの国に行きたいか選んでいただき、その国にまつわる曲をお届けするプログラムです。
私は今回、国を選んでもらう人を決める役割をいただきました。時間の関係で全員に選んでいただける訳ではないですし、どなたに選んで頂くかは、かなり作品や会場の空気作りに影響します。
なのでプレッシャーも感じましたが、その役割が嬉しくも楽しくもありました。選べる国名を書いた地球儀を、私が持って行き選んでもらい、その方や会場にいる方々の心が、歌を通して響いている事に喜びを感じました。それと同時に、そんなパフォーマンスが出来るようになりたいとも思いました。
今回は会場の流れを客観的に見る時間が多かったので、どうやってこの空気を作っているのだろう。それぞれのお客さんは、どういう想いで来られたのだろう…と沢山想像しました。
他の舞台では、そこは深掘りしないと思うのですが、心魂での舞台は、想像力や空気を読む力が必要だと思うし、それがお客さんの心を掴む魅力だとツアーを通して思いました。

また、一般公演では「結」という曲をいぶちゃんの歌に合わせてソロでパフォーマンスさせて頂きました。自分の力を信じる事を大切にして欲しい。という想いを込めて、その時できる精一杯のパフォーマンスをさせて頂きました。私のこれまでしてきた様々な想い、そして各地で出会った方々の想いがパフォーマンスにのり、誰かの心に届く。幸せだなと改めて感じました。
沖縄公演は、個人的に自分の在り方や今後の事を深く考えた公演でもあったので、きっと忘れられない公演になったと思います。とにかく沢山笑って、泣いて、もがいた時間でした。とっても幸せでした！！！

今年度、愛知・愛媛・高知・兵庫・大阪・北海道・沖縄とツアーに帯同させて頂く中で、楽しさだけでなく、大変な事もある事も感じました。もちろん、想像はしていましたが、本番だけでなくセッティングや撤収も経験することで、後から来る疲労感も物凄い事も感じました。
もちろん、私がまだ関わっていない公演前後のやり取りや、事務的なお仕事も沢山あります。
本当に大変だけど、それを覆すくらい、やって良かったと思うし、私は心魂が好きだと思いました。
心魂の皆さま、各地で出会った皆さま、応援してくださった皆さまに、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。
これからも楽しみながら、精一杯頑張ります！！！