弘前大学病院(青森県)キープ・ママ・スマイリング様クラウドファンディング公演
文:社会人パフォーマー 黒井良子
今日はNPO法人キープ・ママ・スマイリングさんのクラウドファンディングで、「 選べるギフト 」の1つとして選択肢の中から心魂を選んでいただき、弘前大学病院小児病棟へデリパフォ出来ることになりました。
仕掛け人、キープ・ママ・スマイリング光原代表も始発で東京から弘前大学病院に来てくださいました。
歌と笑い声が病棟に響き、なんだか華やいでいます。
病棟にいても、劇場空間の体験が、こどもたちだけでなく、ご家族、お母様、そして病院スタッフの皆様に心に小さな灯が灯ったような公演でした。
リハーサル会場セッティング中、隣の処置室から泣き声が聞こえます。
どこの病院でも聞こえてくるあの泣き声
キンコーンキンコーンモニター音
黄色いカートでオペに向かうお子様…
私は医療保育士だったので病院の日常が、病棟を離れてしばらく経つのに、あっという間に蘇えります。
制限がある生活の場所だからこそ、存分に体験してもらいたい…そんな風に感じました。
ここにいなくても、歌声はきっと病室に聞こえているから、聴いてくれてると思ってやってみよう。
病棟でディズニーのリクエスト人気の曲をちりばめたセットリストでした。
時間となり集まってきてくれたこどもたち、ご家族、病棟スタッフ、看護実習生さん
研修医さん…会場には収まりきらないで廊下に椅子を出すほどでした。
やっぱりここは病院で、心がぎゅーっとなるような事ばかりで、気づかない内にいつ何があるかわからないから、覚悟が必要な場所です。
でも、曲が進むにつれみんな集中して、ぐーっと引き込まれていくのがわかります。
さわやかな風が通るように思いました。
初めて心魂を体験する方は泣かないように堪えているように見えました。
だから、ちょっとでもホッと出来ますように…
そんな思いで見ていました。
会自体は60分とあっという間でしたから、次々と歌と踊りが繰り広げられました。
実は終ってからが、すごかった。
「すみません撮った写真はSNS乗せても大丈夫ですか?」の1言がきっかけでお話はじめた研修医さんたち
感動を伝えてくれました。
「歌って人の心をこんなにも揺さぶるんですね」って話しながら感極まり涙ポロポロ…ドクターの顔から1人の人間として表現してくださいました。
「実は子供の頃入院をしてて、退院して初めて聞いた思い出の曲でした。」
こんな話も…
看護実習の先生からは
「実習期間に心魂のデリパフォがあり
心のケアがどれほど大切かを学生さんたちが身を持って知ることが出来ました。
心が震える体験をありがとうございました。」と…
ずっとこどもの側にいて吸引をしながら聴いてくださった副看護師長さん
「鳥肌たちっぱなしでした。
どうしても会場に来れなかった看護師たちにも歌が聞こえていて、病棟が異空間になりました。」
本当に沢山の方に声を掛けていただきました。大切な宝物です。
キープ・ママ・スマイリングのパワフルみっちゃんこと光原代表
「 初めてデリパフォ見たけど凄すぎる!」
とマスクしているのに涙が溢れて、心魂を全国の病院に届けましょうよ!!と熱く語ってくださいました。ありがとうございます。
東北のツアーはこれが最後となりました。
長いツアー本隊のプロメンバーの皆様
体調管理しながらのツアーお幸せ様でした!!
★★★
まーくんより
本番写真はございませんがご了承下さい。