苫小牧公演２日目（北海道）

主催　テレサの丘　様
文：社会人パフォーマー　近藤理恵

本日は苫小牧公演2日目。テレサの丘のご利用者の皆さまとご家族に向けての公演でした。
昨日の一般公演とは全く違う内容で舞台も様変わりしました。今日の公演は10/9に行われたワークショップでつくられたパフォーマンスがミュージカルの中で披露されるということで子ども達がどんなパフォーマンスをするかとても楽しみでした。
しかしながら10日前に行われたワークショップなのでリハーサルも出来ない中、みんな不安を感じでいないかな？と少し心配な気持ちはありましたがそんな心配をよそに子どもたちは堂々と前に出て思い思いのパフォーマンスで「イブ」に大きなパワーを送っていました。そして「イブ」の沈んだ顔から笑顔が溢れて一気に会場は盛り上がっていったように感じられました。
今回の公演で私は宝物博士の助手のジョシュアの助手として生きることになりました。
そして会場の皆さまと一緒に「イブ」にパワーを送り拍手で盛り上がりました。
助手の助手から見た会場の風景は、光るライトスティックやブレスレットを振って元気に応援する子やキラキラ輝く眼差しを向ける子、静かに物語りを楽しむ子それぞれが自分らしい楽しみ方をしていました。
そして誰よりも深い愛を持って公演を子ども達と一緒にに心から楽しんでいるテレサの丘の代表でいらっしゃるくまちゃんの姿がとても印象的でした。
実は私は今から14年前3年間苫小牧に住んでいました。3年間色々なことがありました。乳がんになり初めて自分自身の「命」について考えたのもこの時期でした。大きな不安を抱えながらも沢山の苫小牧の友人に支えられ乗り越えることができました。
人は一人では生きていかれない誰かに支えられ自分も誰かを支えて生きていく。
沢山支えられたこの町に少しでも恩返ししたい。そんな想いを感じながら今日は公演に来てくださった皆さまと共に心をひとつにして生きることができました。共に生きて下さった皆さま本当にありがとうございました。
これからも共に繋がっていきます！！

（写真）
最初の2枚は本番より
3枚目からはリハーサルより