心魂レポート

桜美林大学公演(東京都)

桜美林大学公演(東京都)

社会人パフォーマー のぶりん

本日は、私の職場である桜美林大学でのデリバリーパフォーマンスでした。
心魂プロジェクトは、病児・障がい児・きょうだい児とそのご家族に向けた活動をしていますが、なぜ大学で?
と思われるかもしれません。


心魂は、設立から10年間が経ち、今後は、病児・障がい児・きょうだい児と、それら当事者でない方々とを繋ぐべく、さらに活動の場を広げ、『「生きる喜び」を表現を通して共有すること』を推し進めていこうとしています。
その一環としてのデリバリーパフォーマンスを行うことができました。


「桜美林でまなぼう vol3. うたって!おどって!みんなでミュージカル」というイベントでのコラボレーション企画として、一般公募をした小学生に向けてワークショップを行い、その発表を一般公演の中で行うという新たな試みでした。
さらに、パイプオルガンのある大学のチャペルが会場ということで、パイプオルガンの生演奏も加わり、


パイプオルガン × ワークショップに参加した一般公募の子たち × 心魂キッズ団 × プロパフォーマー


のコラボレーションという、盛沢山の内容になりました。
ワークショップでは、「歌」「踊り」「リズム表現」の3チームに分かれ、『ライオンキング』の「サークル・オブ・ライフ」を90分かけて練習し、その後の一般公演で披露しました。
子どもたちのステップと歌声が、桜美林大学のスタッフの方々が演奏するパイプオルガンやカホンと合わさって一体となり、とても大きなアフリカの草原の世界を力いっぱいお客様に届けることができました。


パフォーマンスが終わった後、「どうだった?」と、まーくんが声をかけると、子どもたちが次々に手を挙げ、マイクに向かって「楽しかった」「みんなとできてよかった」などの感想を言ってくれて、どの顔も皆、誇らしげでした。
まーくんは、デリパフォや公演でよく「自分の声が好きな人は手をあげて」と会場の皆さんに呼びかけます。今日も、始めはほんの1人、2人しか手が挙がらなかったのに、最後にもう一度同じ質問をすると、ほとんどの子どもたちが手を挙げてくれました。
みんな、自分なりの表現を楽しんでくれたようで、私もとても嬉しくなりました。


ワークショップのパフォーマンスの前に登場した心魂キッズ団の全身全霊のパフォーマンスも、ワークショップの子どもたちだけでなく、保護者のみなさん、一般のお客様の心を大きく揺さぶったようで、涙している方もおられました。


パイプオルガンは、重厚な音も小鳥のさえずりのような音も出る楽器です。その両方を生かし、生演奏をしながら、子どもたちやプロパフォーマーの歌や踊りを多くの方に届けることができました。

私は、今回のデリパフォをするにあたり、「会場に来た全員が愛のエネルギーを受け取って帰ってもらう」というのを目標にしていました。
ワークショップに参加した子どもたちとご家族、一般観覧のお客様はもちろん、大学の教職員、ボランティアをしたいと名乗り出てくれた学生、心魂キッズ団、Youth心魂の仲間、社会人パフォーマーの仲間、そしてプロメンバー、それぞれが文字通り「会場に来た全員」がそうなれるようにと願って準備してきました。
心魂に初めて出会ったというお客様がほとんどの中、この目標は達成できたかなと、皆さんを見送りながら思っていました。
そして、今日無事に終えられたのは、本当に多くの方のお力添えをいただいたおかげと感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました!!

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