心魂レポート

鳥取公演

鳥取公演

TOOTH FAIRY助成支援事業
文:心魂キッズ団ミーシャの母kayo

全国ツアーのどこかで観たいと切に願っていたミュージカル公演。
鳥取公演の案内を見て、すぐに申し込みしました。席の確保のご連絡を頂いた時は嬉しくて、「行けるよ!観れるよ!会えるよ!」とミーシャに伝えると、目を輝かせていました。
コラボしませんか?とメッセージ頂いた時は、驚きと嬉しさとドキドキ感が入り混じったような気持ちでしたが、チャレンジする機会を頂ける事に感謝の思いが溢れました。
ご覧頂く皆様に最高のパフォーマンスをお届けできるよう、ミーシャと想いを共有し、相談しながら当日に向けて準備を進めました。
感謝の気持ちとエールを届けることを目指すパフォーマンスのお供に決まったのは、最近導入したアームワンダと握りやすい薄型スイッチ。アームワンダのアームに造花で作った花束をセットし、手指で薄型スイッチを操作して花束をフリフリさせるという仕組みです。
セットする花束の向きまで、こだわりを見せたミーシャには驚きました。
練習の中でスイッチにどの程度の力を加えると花束がどんな動きをするのかを理解させると同時に、スイッチの設置面の調整をミーシャの手指の動きを見つつ試行錯誤したい私。
「今、やってるんだから、触りに来ないで!」とでも言いたげな強めの視線を浴びる事もありましたが、ミーシャの想い入れの深さを感じました。
いよいよ当日。
ウキウキしながら会場入り。
感動のプロメンバーさんとの対面からリハーサルへ。視線がキョロキョロして緊張している様子のミーシャに、細やかに寄り添いながらリハーサルを進めて頂けたおかげで、スイッチは僅かしか操作できずでしたが、感覚は掴めた様子だったので、リラックスできるようにサポートしながら本番での成功を祈りました。
ミュージカルが始まると、その世界に引き込まれ、ミーシャが発症してからの歩みの中で向き合ってきた様々な過去の記憶が思い出されました。心魂が大切にしている想いが詰まったOURSTORY。向き合わねばならない事に終わりはないけれど、沢山の仲間と共にパワーを送りあいながら乗り越えていこうという気持ちが更に深まりました。
ミュージカルが終わり、いよいよミーシャのパフォーマンスタイム。
場慣れして自分を取り戻せた様子で、スイッチをギューと握り、やる気満々!
「星になれたら」をコラボさせて頂き、花束に想いを乗せてパフォーマンスしました。
そぉ〜っと握る、ギューと握る操作をコントロールして、花束の動きにバリエーションをつけるという私の理想通りにはいかず、ギューギュー握るので、花束の動きが暴走気味でしたが、ミーシャの想いの強さという受け止め方をすれば、これもまた、ひとつの形であったかと思います。初めての対面でのパフォーマンスにドキドキしたかと思いますが、よく頑張りました。
皆様から拍手も頂き、良い表情してました。
無事にやり遂げられてホッとしていると、鳥取公演を誘致してくださった関係者の方からミーシャにお礼の言葉とプレゼントを頂きました。
そのお気持ちに、私、大感動。
涙腺うるうる。
こんな経験をさせて頂けるなんて感無量です。
本当に、ありがとうございました。
ご縁に感謝しながら、また、鳥取で再会できる日を楽しみにしております。

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