Uプロジェクト(高知県)
TOOTH FAIRY助成金支援事業
高知Uプロジェクトオンライン公演に参加して
文:社会人パフォーマー 今井由美
地元の高知に向けたオンライン公演、参加ができて本当に嬉しかったです。オンライン公演に参加するのも、演目の世界旅行も久しぶりでした。演者としての社会人パフォーマーが他にもいると安心できたりするのですが、操作担当の美沙ちゃん以外は私一人でした。
それでも「一人参加」はせっかくの機会だからと思い、私が演じる魔法使い役の台詞を土佐弁にしてお届けすることにしました。…土佐弁を話すのも久しぶり。
「へんしも」
「めった」
「しゃんとしいや」
「こじゃんと」
「かまんかまん」
「なんちゃあじゃない」
「ばっさり」…
方言って、その短い言葉で表現できることが共通語とはまたちょっと違っていて、味わい深い…なんて思いつつ、あまりに土佐弁が久しぶりすぎて、土佐弁にした台詞が“魔法使いの自分“に馴染むまで練習しました(笑)高知のみなさんが製作した世界旅行への出発動画には、実家がある町も移り、近くの海岸も移り、「あ~!ここ、ここ」って部屋で一人画面に見入り、長野の寒い家から、なかなか帰れていない故郷を思いました。それとともに、私が高知で過ごしていた頃は制度としてもなかった放課後等デイサービスをはじめとする子どもたち向けの事業所が、こんなにも活動なさっていることをすばらしく、嬉しく思いました。ゼロを1にすることは本当に大変でしょうから、当たり前のようにあることは当たり前じゃないから、今日の出逢いにも本当に感謝です。
そして故郷の今昔を感じて、これまで出逢ってきたみなさんの「これまで」にも思いを向けました。
また、今日の公演ではZOOMでも交流の場がありました。いただいた写真だけでなく、子どもたちやスタッフのみなさんと交わりの時間が持て、離れていてもオンラインで言葉を交わすことができるのは本当にありがたいと思います。私自身が一日めちゃくちゃ笑顔いっぱいに過ごすことができました。
心魂では公演前と公演後に参加メンバーで言葉を掛け合い、感じた思いを分かち合うのですが、そうすることによって、共に過ごした時間を「あぁ、幸せだった」と自分に実感として落とし込むことができます。
今日も「おしあわせさま」な時間をいただくことができました。
感謝です。
高知のみなさん、きっとまたお逢いしましょう!